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杉本彩子『ホーム・スウィート・ホーム』

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3,080円

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自分たちが望む暮らし方や住まい空間を模索している家々を10年にわたって取材し、考現学的アプローチによる俯瞰イラストと生き方に肉迫するルポルタージュを通して、人それぞれの「スウィート・ホーム」の多様なあり方を浮き彫りにしていく「おうち」研究書。 民謡クルセイダーズ田中克己氏と写真家の小川尚寛氏の自宅、福生バナナハウスも26ページにわたってピックアップされています! 特典ポストカード付き。 【メーカーインフォ】 俯瞰イラストで巡る「おうち」考現学 生き方の数だけ存在する、住まいのかたちを見てみたい。 それらはすべて、そこに住む人の“作品”だから── 自分たちが望む暮らし方や住まい空間を模索している家々を10年にわたって取材。考現学的アプローチによる俯瞰イラストと生き方に肉薄するルポルタージュを通して、人それぞれの「スウィート・ホーム」の多様なあり方を浮き彫りにしていく。暮らす人々のインナーワールドが体現されたスペクタクルな光景の数々! [目次] 序章──家を巡る旅に出る前に ヤドカリの渦紋の中から生まれるかたち 第一章 牙城を築く ・縦横斜めに線が遊ぶ 三角形の箱庭と小さきものの世界 ・螺旋のリズムを内に秘めた 富士塚の傍らのモノリス ・デカダンとまがい物の美学 私が私でいるために ホーム・スウィート・コラム1:家も主役の映画やドラマ その一 第二章 蒐集と向き合う ・造形作家夫妻が集める 蠟人形春子と愉快な仲間たち ・電音土蔵空間から放たれる音響は すべての境界を溶かしていく ・権力者の肖像画が壁を埋める プロパガンダグッズ・コレクターの家 ホーム・スウィート・コラム2:家も主役の映画やドラマ その二 第三章 受け継ぎ活かす ・陶芸家夫妻が蘇らせた 築一五〇年の京風町家 ・絶やさぬ囲炉裏の火のように 受け継がれてゆく小さな家族の物語 ホーム・スウィート・コラム3:住宅建築が観察できる施設案内 第四章 旅の途中でたたずむ ・遊牧民のゲルか、宇宙船地球号か 軽やかに人生を愉しむドームの基地 ・旅の途中のスナップショット 仮住まいのヴィラから眺める異国の街角 ・花から花へと舞い飛ぶ蝶の 生き抜く糧が詰まった小さな部屋で ホーム・スウィート・コラム4:本書の指針となった書籍たち 第五章 ともに生きる ・あざやかに織りなす糸のように 人と自然が交差する空中農園 ・米軍ハウスのバナナの葉蔭 文化の渦から生まれるグルーヴ ・小川のほとりの小さな納屋で 山と谷を蘇らせる守人の叙事詩 終章──記憶の中の家を俯瞰する 増築を重ねて迷宮化した、昭和初期の文化住 ・著者の生家 祖父の持ち家 あとがき 【著者紹介】 杉本彩子 (すぎもと・さいこ) 1973年東京生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。デザイン事務所に勤務後、2001年からKucciのペンネームで、立体イラスト、平面イラスト、漫画、デザイン、執筆を手がける。雑誌の立体イラストや、TV報道番組の政治家人形など、造形物制作の他、建築、住宅関係誌、情報誌、絵本、教科書など、幅広い領域で独特なデフォルメを施した俯瞰イラストを制作。『名建築が生まれた現場 世界のトップ設計事務所』(日経BP、2016)に俯瞰イラストを寄稿、『ジャジューカ──モロッコの不思議な村とその魔術的音楽』(太田出版、2017)に、イラスト・文章を寄稿。

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