


伝説の日本人ラテン歌手、YOSHIRO広石による初の自伝本。1960年代にベネズエラでデビュー後、北中南米、旧ソ連ほか多くの国々で大成功を収め、内戦下の国をくぐり抜けながら歌い、マイク一つで世界中の人々と繋がった80代にして今なお進化し続けるYOSHIRO広石衝撃の体験記です!
【メーカインフォ】
YOSHIRO広石の自伝本『YOSHIRO~世界を驚かせた伝説の日本人ラテン歌手~』が焚書舎より刊行決定
1960年代にベネズエラでデビュー後、北中南米、旧ソ連ほか多くの国々で大成功を収め、内戦下の国をくぐり抜けながら歌い、マイク一つで世界中の人々と繋がった80代にして今なお進化し続けるYOSHIRO広石衝撃の体験記。
三島由紀夫や浅川マキなど昭和を彩ったスター達との交流、コーヒー・ルンバの女王と呼ばれるエディス・サルセードとの出会い、コロンビアでのマフィアとの抗争、アストル・ピアソラやオマーラ・ポルトゥオンドとの共演ライブ、キューバのボレロフェスティバル出演等々、LGBT問題に鋭く切り込む、稀有な人生を歩んだラテン・スターによる戦後ラテンミュージック史の秘話がいま明かされる。
【YOSHIRO広石プロフィール】
1940年生まれ。日本を代表する国際的なラテン歌手で1965年べネズエラのTV局に招かれたのを機に、北、中南米で高い人気を得る。その後現在まで日本、海外をいったりきたりの活動。現在まで15カ国以上でアルバムが発売されている。1999年文化庁芸術音楽部門優秀賞を受賞。2005年度、キューバより音楽功労賞受賞。
【推薦コメント】
65年のベネズエラ、ティファナ、
’66年の快楽のアカプルコ、コロンビアでのトラブル、
’69年のベネズエラ、クラブディプロマティコでの日々、そしてキューバへ。
当時の貴重な証言でもあり、心踊る青春物語でもある。
今年2月に観たライブもキレキレのダンスと歌声が最高でした。
全音楽好きにお勧めする傑作本です!
川辺ヒロシ
YOSHIRO広石と歩く戦後日本音楽史の地図には載らない裏通り。人の数だけ歴史があり、歴史の数だけ道がある。この壮絶エピソードの数々は誰かの妄想でもなんでもない、1人の男がたしかに歩んだ極彩色に彩られた愛と情熱のラテン道。僕も自分を信じて生きていきます。
VIDEOTAPEMUSIC
下世話な話で恐縮ですが、この本の印税、何に使うつもりですか?よしろうさん、、、
使い道に困るほど皆様に読んでもらいたいものですね。
高度経済成長まっただ中の昭和30年代ラテンアメリカを軸にショービジネスの世界で輝き続け、今もなお。
あなたの歌うラブソング、例えようのないペーソス漂い、ビートに乗ればサービス精神止まず、道化にも似て。。。
根底にある演歌心とアフリカンビートの融合で「ニューオリエントサルサよしろう」を確立。ブラボー!
最近多様性が求められるようになってきて嬉しいです。少しでも希望が持てる今こそ「オリエントサルサよしろう」を武器にコロナ殺して!!
浜村美智子
日本語で歌うことの難しさーーー
そのさりげないフレーズに
YOSHIROさんが歩んでこられた
数奇な人生の根幹を感じドキッとしました。
酸いも甘いも、表も裏も。ラテン人生、包み隠さず。
こっちがダメなら、きっとあっちがあるのだ。
MOODMAN
まるでYOSHIROさんと一緒に大きなスーツケースを抱えながら60年代のラテンアメリカ・ショウビズの世界にダイブする様な感覚!
65年、夜のベネズエラ、カラカス空港に降り立ったその時から、名/珍場面のオンパレード!
今すぐ映画化を希望したいくらいエンタメとしても最高なのですが、
読み進めるうちに日本の歌謡界にとどまらず、音源を残す事にとどまらず、ひたすら「現場」の空気の中に自分らしさを探し続けて全身全霊でパフォーマンスする姿をステージ袖から見守っている様な錯覚を覚えて、胸がグッと熱くなってくるのです。
テンポ良く読んでよし、次々に登場する圧巻のラテン・レジェンドたちの音源をいちいち検索してどっぷり世界に浸るもよし。何度もアゲインして頂きたい大名著です!
田中克海(民謡クルセイダーズ)